組織紹介

三条祭り

八幡宮囃子方組合

 祭といえば響き渡るお囃子の音色を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。八幡宮囃子方組合は大名行列でお囃子を奏でる方々の組合で、行列が始められた1822年の集団の一部が現在の囃子方の基になっていると言われており、昭和25(1950)年ごろには既に成立していたという記録があります。囃子方は笛と太鼓の演奏を行いますが、笛の技術を習得するためには10年、20年の修行が必要になるといわれています。そして笛の演奏技術を修得し、はじめて太鼓を叩くことが許されます。笛の奏者として長い時間をかけて演奏全体に深い理解を得た者でなければ、太鼓のリズムで演奏をリードするという重要な役割は務まりません。太鼓と笛のバランスを大事にし、音のプロ集団を目指しているのが囃子方組合なのです。

囃子方は祭礼当日の朝から正午にかけて、60軒ほどの氏子の家々を回りながら演奏する「朝回り」を行います。その後大名行列に参加し、最後に八幡宮の境内で行われる舞込でお囃子を奏で、祭りのフィナーレを盛り上げます。

現在、囃子方組合は会員45名+アシスト班5名となっており、新たな会員育成にも力を入れています。興味がある方はお問い合わせいただきたい。
三条祭り
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